OPTION 1
▶1:ポップアップ画面を自動作成ツールで作成
ポップアップ画面を使うことで、既に登録済みのデータ(取引先や商品など)を一覧で表示その中からデータを選択し入力ができるようになります。入力サポートをすることで、入力ミス防止、入力時間の短縮などの利点があります。
▶2:ポップアップ画面の作成手順
※ポップアップはポップアップ画面に使用するデータベースが必要です。
▶3:完成図
❙ ポップアップリスト
▶4:手順1
❙ ポップアップ画面用のレポートとテーブルを作成
【1】ポップアップ画面用の「レポート」を作成します。パネルの赤枠あたりで右クリックします。
※ここでは「得意先」を選択するポップアップ画面用のレポートを作成します。
【2】表示された「レポート新規登録」をクリックします。
【3】新規レポート名に「レポート名」を入力し、「新規登録」をクリックします。
※ここでは「TokuPop」とします。
【4】作成したレポートに「テーブル」を追加します。
作成したテーブルを右クリックし、表示されたメニューから「テーブル」をクリックします。
※ここではレポート名「TokuPop」を選択します。
【5】レポートへテーブルを追加ウィンドウが開きます。
データベースの種類の中から「Access(*mdb)」をダブルクリックします。
※ここでは、Access(*mdb)を選択しています。ご使用のDBを選択してください。
【6】ファイル選択ウィンドウが開きます。
使用するテーブルがあるデータベースをダブルクリックします。
※ここでは「UriageDB.mdb」を使用します。
【7】テーブルの選択ウィンドウが開きます。
テーブル名の一覧からテーブルを選択し、ダブルクリックします。
※ここでは「TOKU」をダブルクリックします。
▶5:手順2
❙ 作成したテーブルからポップアップ画面を自動作成
【1】ポップアップ画面を自動作成します。追加したテーブルを選択します。
※ここでは「TOKU」を選択します。
【2】パネルのメニューから「ツール」をクリックします。
次に表示されたメニューから「検索ページ or PpoUpListの自動作成」をクリックします。
【3】検索ページ orPopUpListの自動作成ウィンドウが開きます。
「PopUpList」の「●」を選択し「実行」をクリックします。
【4】「OK」をクリックでポップアップ画面が自動作成されます。
▶6:手順3
❙ ポップアップ画面から選択データを入力する場所を設定
【1】作成したポップアップ画面のひな型シート「TokuPop」の右側を表示します。
【2】選択ボタンをクリックで、得意先名が入力画面にセットされるよう動作設定をしましす。
※ここでは得意先名を入力画面にセットします。
セル「R15C22」をクリックし赤字のように修正します。
=“|name=Fset_R21C5|Type=Hidden”
【3】得意先名以外が入力画面にセットされないように動作設定をしましす。
※ここでは、得意先名以外が入力画面にセットされないようにします。
セル「R15C21」と「R15C23」~「R15C27」までの各セルを赤字のように修正します。
=“|Type=Hidden”
▶7:説明1
❙ ポップアップ画面の仕組みについて
ポップアップ画面の選択ボタンをクリックするとポップアップ画面が閉じられ、元画面の選択した行にデータがセットされます。
ポップアップ画面の選択ボタンの設定(黄色) は、HTMLで|type=button|OnClick=FSetForm(0,'close',this.form); と変換されます。
|name=Fset_RxCy|Type=HiddenのRxCyに元画面のデータをセットしたいセル番号にすることでポップアップ画面のデータがセットされます。データをセットしない場合は、|Type=Hiddenとします。
▶8:手順4
❙ 入力画面にポップアップボタンを作成
【1】ポップアップボタンを作成します。
※ここでは売上伝票画面「Uriage」にポップアップボタンを追加します。
ひな型シート「Uriage」を表示します。ポップアップ・ボタンを作成するセル「R21C3」を
右クリックします。
※ここでは、この位置にボタンを作成します。
【2】メニューから「Xcuteナビゲーション」をクリックします。
次のメニューから「ポップアップ・ウィンドウ・ボタン」をクリックします。
※メニューに「ポップアップ・ウィンドウ・ボタン」が表示されない場合、メニュー上の
「上級モードへ変更」をクリックすると表示されます。
「検索ページorPpoUpListの自動作成」をクリックします。
【3】「OK」をクリックします。
ボタンが追加されたら、動作設定を修正します。
①ボタンの表示名を「メニューへ」から「選択」に変更します。
②ボタンの動作設定を下記の赤字箇所に修正します。
="|TYPE=BUTTON|Style=|ONCLICK=var w1=window.open('procgi.exe?P="&R1C5&"&WriteReport=TokuPop', 'popwin', 'width=600,height=550,scrollbars=yes,
※|Styleは、ボタンの表示を整えます。
※WriteReport=TokuPopで、ポップアップ画面が表示されます。
▶9:手順5
❙ 完成したポップアップの動作を確認
【1】画面の上で右クリックし、表示されたメニューから「Xcuteナビゲーション」を選択します。
次に表示されたメニューから
「Excelシートをブラウザで開く」を選択します。
【2】ブラウザに画面が表示されます。ポップアップ画面から得意先を選択してみましょう。
【3】選択したデータがセットされます。