OPTION 6
▶1:ログイン画面と検索画面のリンク
ここでは、今まで作成してきた売上伝票システムに「ログイン画面」のテンプレートを追加し「検索画面」にリンクさせます。ログイン画面は、あらかじめ用意したテンプレートがありますのでそのテンプレートを使用していきます。
▶2:ログイン画面とメニュー画面の作成手順
▶3:ログイン画面と検索画面をリンクした完成図
▶4:手順1
❙ 複数のシステムを起動するためProWebを起動
【1】Loginテンプレートを用意します。(ご依頼方法:弊社お問合せよりご依頼ください。)
【2】ダウンロードしたLoginフォルダを作成したシステムを保存して
いるフォルダに移動します。※ここでは、売上伝票フォルダにダウンロードしたLogin
フォルダを移動します。
【3】ログインとログインをリンクするシステムの2つを起動させます。
2つ以上複数のシステムを起動するには、 「ProWeb」サーバーを使用します。
ProWebサーバーを起動するため、下記のアイコンをダブルクリックします。
【4】ProWebサーバー画面が開きます。
【5】 ProWebサーバーに2つのシステムを登録するため、赤枠の
登録ボタンをクリックします。
【6】ファイル選択ウィンドウが開きます。
最初にLoginフォルダを開き、「Login.pls」をダブルクリックします。次にもう一度
ProWebサーバーの登録ボタンをクリックし、売上伝票フォルダを開き「Uriage.pls」
をダブルクリックします。
【7】ProWebサーバーに選択した2つのシステムが追加されます。
【8】システムを起動します。
ProWebサーバーのLoginとUriageの「凸」をそれぞれクリックします。
【9】起動が完了すると、ProWebサーバーの「凸」が黄色になり、
Loginと売上伝票のひな型シートが開きます。
▶5:手順2
❙ ログイン画面と検索画面をリンク
ここから、ログイン画面とのリンク設定になります。リンク設定は、ログイン画面、リンク先の画面のどちらから設定しても問題はありません。
※ここでは、ログイン画面のリンク設定を行い、次に検索画面のリンク設定を行っています。
【1】「Login.xlsm」のひな型シート「CheckInpput」を選択します。
【2】ひな型シートCheckInputのセルR4C10を選択し、下記赤枠に変更
します。
※このセルR4C10でログインした後にリンク先の画面指定の設定をしています。
※ここではUriageのUriageListへリンクする設定をしています。
=IF(R5C1="次へ",IF(R15C4="admin","procgi.exe?P=Login&WriteReport=A_Login","procgi.exe?P=Uriage&WriteReport=UriageList"),"procgi.exe?P=Login&WriteSheet=ReadPass")。
Procgi.exe?P=Uriage のUriageはリンク先のシステム名です。
※ここでは、Uriageシステムの検索画面にリックさせますのでUriageとなります。
WriteReport=UriageList は実際にリンクする検索画面のひな型シート名を指定しています。
※ここでは、実際にリンクする検索画面のひな型シート名がUriageListとなります。
WriteRepoprt と WriteSheet の違い
WriteRepopt=最初からデータも一緒に画面表示させる時に指定します
※WriteSheet=画面だけ表示する時に指定します。
ここから、ログイン画面とのリンク設定になります。リンク設定は、ログイン画面、リンク先の画面のどちらから設定しても問題はありません。
※ここでは、ログイン画面のリンク設定を行い、次に検索画面のリンク設定を行っています。
【3】次にリンク先からログイン画面に戻る設定をします。
※ここでは、検索画面からログイン画面へのリンク設定をしています。
「Uriage.xlsm」のひな型シート「UriageList」を選択します。
【4】ログイン画面へ戻るボタンを作成します。セルR10C18を選択し、
右クリックします。
【5】表示されたメニューから「XCuteナビゲーション」→
「リンクボタン」を選択します。
【6】ボタンが設定されます。ボタンタイトルを「ログイン画面へ」に
変更します。
【7】ログイン画面へ戻るためのリンク設定を下記赤枠に変更します。
="|TYPE=BUTTON|ONCLICK=location.href='procgi.exe?P=Login&WriteSheet=Login';"
【8】リンク設定が完了しました。リンクされているか試してみます。
「Xcuteナビゲーションメニュー」→「Excelをブラウザで開く」を選択でログイン画面が
表示されます。ログイン名とパスワードを入力しましょう。
▶6:操作
❙ ユーザー登録方法と変更方法
ログインテンプレートには、あらかじめ新規ユーザー登録・変更、検索などが作成済みとなっています。ここでは、ユーザー登録や変更の操作説明をいたします
【1】ログイン画面から管理者としてログイン名、パスワードを入力し
次へをクリックします。初期値のログイン名、パスワードはadminです。
※稼働後はパスワードを変更してください。
ログイン名簿画面が表示されます。
新規登録画面
ログイン名(ID)とパスワードを入力し、「送信」をクリックで登録されます。
・ログイン名(ID)(必須) ・パスワード(必須) ・名前(必須) ・部署名(任意)
・役職(任意) ・メール(任意) ・メモ(任意)
変更録画面
ログイン名(ID)は変更できません。変更箇所を入力し、「送信」をクリックで修正されます。「削除」をクリックで削除されます。
※ログイン名(ID)は、変更できません。変更する場合は、一度削除後に、再度新規登録します。
▶7:応用
❙ ログインID、ログイン者名などを取得する
【1】セルR3C7にもR1C7に設定した操作でMyCookieの設定をします。
セルR3C7にもMyCookieがセットされます
【2】ログイン者名を表示するセルに、MyCookikeで取得した
ログイン者名を参照する式を入力します。
MyCookieを設定すると「MyCookie=R4C5:R4C7」と設定されます。
このR4C5:R4C7の範囲にログインID、所属名、ログイン者名などのデータがデータベースから書き出されます。
▶8:応用
❙ ログインIDで画面を分岐することもできます
ひな型シートCheckInputのセルR4C10の設定を下記の様にすることで、ログインIDによって画面を変えることができます。
=IF(R5C1="次へ",IF(R15C4="admin","procgi.exe?P=Login&WriteReport=A_Login",IF(R15C4="営業部","procgi.exe?P=Uriage&WriteSheet=Menu01",IF(R15C4="経理部","procgi.exe?P=Uriage&WriteSheet=Menu02",“Menu03"))),"procgi.exe?P=Login&WriteSheet=ReadPass")
※ここでは、ログインIDが営業部→Menu01、ログインIDが経理部→Menu02、それ以外はMenu03を表示する設定としています。
❙ ロゴなどの画像も挿入できます
ひな型シートLoginのセルR12C11に="<img src = 'img/画像名.gif>"設定で画像を表示できます。
→
※挿入する画像は、c:\Inetpub>procgi>imgフォルダ内に保存してください。
※ここでは、画像ファイル名:cloudsheet.gifを使用し,挿入場所をセルR12C11としています。